「高山線の貨物といえば…」

上枝のガソリン輸送だよなぁ。

何しろここは恐ろしく能率が悪かった！当時飛騨一ノ宮までは併結相手があったとはいえ、そこから先は現車タキ1両のみ(１両以外見ませんでした)。しかも貨車が上枝を往復するのに２日も要していたのだ(笑)。

「儲かってるか〜い？」

もぅ全然ダメって感じ。日○能率協会不推薦！

撮影場所は高山〜飛騨一ノ宮です。
高山線の貨物列車は朝がゆっくりだったので、宿に泊まって朝市行って、ゆったり＆まったり出来たのが良かったなぁ。飛騨牛のステーキ、おいしゅうございました。そういえば我々の間で何故か飛騨牛を「ひだぎゃう」と呼ぶのが流行ったっけ(笑)。

「４＋１」

前４両が飛騨一ノ宮発、後ろ１両が上枝発です。有名な焼石のダムですが、完全な水鏡にならなくて残念。

この面の４枚はいずれも95/09/13の撮影で、実はこの日が飛騨一ノ宮発送最後の日でした。この驚愕の事実は全く知らなかったのですが、何故知ったかというと、飛騨一ノ宮で入換・停車シーンを撮っていた時にDDの運転台から車掌さん(貨物の乗務員は東海に委託で車掌も乗務していた)が降りてきて、「今日が最後なんだよ。良く知ってたな〜」と教えてくれたのでした。
フレンドリーな車掌さんだなぁと思ったら、やっぱり罠が仕掛けられていました(笑)。気が付いたらその車掌さんからオレンジカードを買っていました。しかも「ひだ」の車内でしか売っていないという『限定』オレカ(笑)。。。なーんてネ。。。喜んで買わせていただきましたですよ。持ちつ持たれつだもんね！

上枝の分は次の日もあり、坂祝からトコトコと現車１両で運転されていました。

「最後は交換！」

鷲原信号所で「ひだ」との交換を撮って終了！この信号所は国道からすぐの所にあるのでお手軽です。
高山線の貨物は雑誌に「高山線の貨物が危ない…」「とにかく危ない…」「危険が危ない…」等と取り上げられる事なくひっそり終わりました。風光明媚な場所を走っていただけに残念ですが、能率悪かったから仕方ないか…。冬にも撮りたかったな〜。